転職ご相談事例

病院に就職したけど、定時退社できないし人間関係も厳しいから、薬局に転職したい

恭子
24歳、女性

ドラおじさんはじめまして。今年薬剤師になり、病院で働き始めたばかりの恭子です。

元々病院勤務を希望していたわけではなく、薬局で働きたいと思っていました。しかし、家族や友人に「最初は病院勤務を経験したほうが良い」と言われ、じっくり考えた結果、病院に就職しました。

今の職場は良い人たちが多いのですが、定時で帰るととがめられたりするので、この先上手くやっていけるか不安になってしまいました。業務時間は17時までなのに、新人だからといって、情報交換や勉強のために18時過ぎまで職場にいるのは当たり前なんでしょうか?

こうした雰囲気のために、仕事がないのに定時で帰ることができずにいます。現在実家から片道1時間以上かけて通っているので、プライベートの時間を確保するためにも、仕事が終わったら早く帰りたいです。

その上、最近はソリの合わない同期がいて、何にでも口を出してくるのでうんざりしています。先輩は「新人同士で情報交換をしろ」って言いますし、同期とは仲良くしておいた方が良いとも思うのですが、これが定年まで続くと思うと気分が重くなります。

勤務期間が短いのに転職をするのは、やっぱりイメージが悪いですか?退職理由って「家から職場までが遠い」とか、人間関係をあげても良いものでしょうか?辞めるタイミングって、いつ頃が良いですか?

アドバイスお願いいたします。

ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになるおじさん。(実在の人物です。ドラおじさんの詳細はこちら

お問い合わせいただきありがとうございます。ドラおじさんです。

まずは病院を辞める前に、「自分の人生で何が大切なのか」ということに向き合ってみましょう。仕事柄多くの薬剤師さんの相談に乗りますが、9割の方がプライベートを大事にしたいと望んでいます。その上で、自分にとってのプライベートと仕事の両立が何なのかを思い描き、仕事を探す方が多いです。

恭子さんもご自身としっかり向き合って自分の要望を整理し、何の優先順位が高いのか考えてみてください。プライベートを大切にしたいなら、通勤にかかる時間が30分短い職場を選ぶだけで、毎日1時間は確保できます。
一般的な病院勤務の薬剤師さんの話をさせて頂くと、情報交換や勉強のために18時過ぎまでいるというのは当たり前で、むしろ「短いので良かったね!」と思います。大学病院だと研究をしなきゃいけないんで、研究がないだけまだマシな方です。研究をしたりとか、論文を書いたりとか。それを業務時間外にやってます。

病院の薬剤師は、入院が必要な患者さんに接するため、疾患のことや薬のこと、日々の副作用の防ぎ方などの多彩な知識が必要になります。ドクターへの提案の仕方も、ドクターに動いてもらうための根拠が必要なので、勉強の機会は多いですし、学ぶべきことも沢山あります。

薬局薬剤師さんより求められるものが多いので、恭子さんのように覚悟がないまま入職してしまうとギャップに驚かれるかもしれませんね。

辞めるタイミングは人によってさまざまですが、早いと入社直後の4月・5月のタイミングで転職活動をする方もいます。転職理由も、「プライベートとの両立が難しい」「人間関係が悪い」「薬剤師が看護師や介護士の仕事もしている」などいろいろです。こうして夏頃には薬局への転職を実現している方も少なくありません。

一般的な早期退職のタイミングとしては、入職して半年・1年という方が多いです。1年を節目として退職を考える場合には、11月・12月頃から転職活動をスタートさせましょう。

慎重に求人を精査したい場合は、少し早めに転職活動を開始するのがおすすめです。多くの求人に触れた方が、より良い選択につながる可能性が高いと思います。

正直、1年で辞める方は少なくありません。でも、理由次第によってはネガティブなイメージを持たれてしまう可能性があります。

恭子さんが挙げた理由だと、通勤時間については事前に分かっていたはずなので、想像力や判断力がない人と判断されるかもしれません。

また同僚との人間関係についても、あまりに相手のことを悪く思っていて、他責性が強いと判断される可能性があります。そうなると評価が下がってしまうかもしれません。

ですので、転職活動を開始して、書類選考に進む際は、相手に与える印象に注意しながら転職理由(建前)を考えてみてくださいね。

M先生
精神科医。地方都市の病院勤務。(詳細はこちらのページで)

仕事がないのに定時で帰れないこと、相性の悪い同期がいることの2点から、転職を検討しているというご相談ですね。医師の立場からお答えします。

働き方改革などで、職場環境は徐々に変わりつつあると思いますが、日本では「先輩より先に帰ってはいけない」「新人は遅くまで残るべきだ」という文化が色濃く残っているところも多いと思われます。

しかし、本当にそれだけでしょうか?

入職したばかりの間は、仕事をこなすので手いっぱいですよね。そのため、自分の仕事に抜けや漏れがないか、ミスはないかなど、充分に確認する余裕がないように思います。

仕事が終わったと思っていても、実はあとから先輩や上司がカバーしてくれていたり、同期がサポートしてくれていたりということがあるのかもしれません。ご自分の仕事内容や、先輩・上司のサポートなどを、もう一度振り返ってみてはいかがでしょうか。

また、通勤が大変なのはもっともですが、医療職であれば「情報交換や勉強のために18時過ぎまで職場にいる」という点については、1時間前後の勉強はやむを得ない部分もあるとは思います。もちろん、現在の働き方改革の流れに逆らっているのは承知の上です。

しかし、私達は命にかかわる仕事なので、知識は少しでも多く得るべきですし、就業後というのは些細な質問をするのに最適だったりもします。

これらのことを振り返ってみても、やはり現在の職場がしんどいようでしたら、転職するのも選択肢にはなるかと思います。よくよく考えてみてください。

最終更新日:2019年6月18日
カテゴリー:転職ご相談事例

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