調剤薬局への転職
についてのご相談事例

当相談室に過去にお寄せいただいた、調剤薬局(調剤併設ドラッグストアを含まない)に転職したい薬剤師の方からのご相談の一部を事例としてご紹介します。なお掲載内容は、相談者の特定ができないよう適宜改変しています(詳細)。

事例一覧

ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになる おじさん。(ドラおじさんの詳細はこちら

薬局は小売業でもある、と肝に銘じる

調剤薬局は、最もオーソドックスな薬剤師の勤務先であることもあって、お悩みという感じでご相談に来られるのは、病院 to 薬局の方と、企業 to 薬局の方が多いですね。

病院から来られる方は、基本的に収入に関するご相談が多いです。病院は年収が低いので。

気をつけたい点としては、薬局は病院と違って小売業、つまり商いの要素が入ってくるので、それに対する順応が求められるということです。ここが難しい。勤務先の利益を考えるということは、今までしていないはずなので。かつ、病院のときのように患者がなかなか頼ってくれないですし、ドクターの顔も見えづらいので、これまで病院で医療人としての誇りや自負を持ってバリバリ働いていた方は、相当にギャップが大きいことを覚悟しておきましょう。

企業から来られる方々は、多くはワークライフバランスを求めての転職になります。MRの方が特に多いです。

注意したい点としては、企業時代にあった自由度とか裁量というものは、薬局ではかなり限定的になるということですね。車の中でのんびりするとか、一人時間、みたいなものは基本的にありませんし、仕事内容も、10畳〜12畳ぐらいの狭いところに3〜6人が缶詰で、朝から晩まで調剤するというものなので、開放感もなくそれなりにストレスかと思います。そのあたりのイメージを事前にきちんと持っていただくと良いかと。

ただ、企業の方々はその辺りはある程度捉えてから転職活動を始めるので、あまり心配していないです。

心配なのは病院の方ですね。「薬局だって同じ医療じゃん!」っていうトーンで来ると、着地としては「オレ、金のためになんでこんなことやってんだろ……」となって、大失敗します。1回薬局に来たら病院にはもう戻れませんから、ぜひ後悔のないように転職活動をしていただきたいと思います。

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