転職ご相談事例

地方で管薬、年収900万+α。勤務先の経営が傾いたため転職したいが、良い求人が無い

忠司さん
48歳、男性

初めまして、現在調剤薬局の管理薬剤師をしています。

大手製薬会社で35歳までMRとして働いており、その後地方で管理薬剤師を5年間経験し、更に別の会社にお誘いを頂いて管理薬剤師として勤務しました。そして、何度か転職を経たのち現職についております。

現在は地方の調剤薬局で管理薬剤師として働き始め2年が経過したのですが、経営が傾いたため待遇が変更になるという話を耳にしました。そのため、転職を考えています。
転職回数は多い方だと思うのですが、今までは伝手で転職が決まってきたため、自発的に転職活動をしたことがありません。

子供にお金のかかる時期でして、今の生活水準を保てるような職場を探したいと思います。しかし、ハローワークの求人では、思うような募集がなく、少々焦りを感じ始めました。現在の報酬は、年約900万円の他に、単身赴任のため住宅費などを会社で負担してもらっています。ここまでの好条件は難しいのは理解しておりますし、実際に求人サイトを見てもほとんど条件に合うものが見つかりません。しかし、子供のためにも、少しでも良い条件の職場を見つけたいと考えています。

アドバイスあればよろしくお願いします。

ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになるおじさん。(実在の人物です。ドラおじさんの詳細はこちら

お問い合わせいただきありがとうございました。

現在の職場と同程度の条件となると、世の中に公表されている求人ではまずないと思います。管理薬剤師と1人薬剤師の兼任で、開業する場合には平均年収が900万円を超えるケースがありますが、オーナーになるお考えはないものとして回答させていただきますね。

800万+住宅費+帰省費(月1回)程度であれば、僻地での管理薬剤師求人で見つかる可能性があります。ご経歴的に管理薬剤師(店長)として即戦力であると判断されるはずなので、上記の条件が得られると思います。既に地方の薬局で勤務したご経験がおありとのことなので、管理薬剤師と1人薬剤師の兼任などで探すと、マッチした求人が見つかりそうです。しかし、如何せん「求人の数が少ない」というのがネックです。

管理薬剤師求人は、ハローワークや求人広告にはあまり出さないため、複数の大手紹介会社に登録してみてください。登録する際、備考欄や自由記入欄にご経歴を記載いただけるとスムーズに求人を案内されると思います。紹介会社としても忠司さんの経歴であれば、高額の求人がマッチし得ると考えます。どうして紹介会社を複数利用するかというと、紹介会社によって独自の非公開求人や独占案件を持っているためです。

エグゼクティブ向けの求人は、1人や数人の募集が多いですが、条件が良いため公開で募集すると多数の応募が集まります。書類選考だけでも大変な工数になってしまうため、信頼できる人材紹介会社に紹介された求職者から選考するケースが多くあるのです。また、公開で求人を出すと、新店の出店情報が漏れてしまったり推測できてしまうケースが多くあります。秘密保持のために、非公開求人で採用を進めることも珍しくありません。

非公開求人や独占案件は、人材紹介会社に登録をしている薬剤師の中から、コンサルタントがマッチしている人材を選んで声を掛けます。そのため、登録する人材紹介会社だけではなく、担当コンサルタントとの相性も重要なポイントのひとつです。もしコンサルタントとの相性が悪いと感じたり、希望とマッチした求人の紹介が無かったら、人材紹介会社を変更する前に、担当コンサルタントを変更すると良いかもしれません。

エグゼクティブ向けの薬剤師求人は限られており、すぐに良い求人が見つかるかは断言できないです。しかし、可能性は十分あると思いますので、ぜひチャレンジしてみてください。
次回こそ、良い求人に出会えることをお祈り申しあげます。

ひとみ
薬剤師、ライター。オランダ在住。(詳細はこちらのページで)

忠司さんのような好条件で働いているという管理薬剤師は、私の知り合いや友人で聞いたことがありません。今まで以上の条件を求めるのは難しいでしょう。

ただ、年収をアップさせる方法は他にもあります。私が以前勤めていた薬局の管理薬剤師は、忠司さんと同じように「少しでも収入を上げたい」と社長のOKをもらって副業していました。

その副業とは「週末の病院当直」と「学校薬剤師」です。

管理薬剤師は基本的に、薬剤師の資格を使った副業が認められていないのですが、県から許可をもらっている場合はできるんです。その病院当直の仕事は薬剤師会が募集していたため、副業が可能でした。病院当直は金曜日の仕事終わりにそのまま向かい、緊急の患者が来ない限り仮眠も可能で、日給3万円もらえると話していました。ひと晩で3万円ってすごいですよね。週1回の当直でも月12万円稼げれば、単純に年収144万円アップする計算になります。

また、学校薬剤師は薬局業務の合間に行える、負担の大きくない副業だと思います。学校薬剤師の場合は月1万円程度とそこまで大きな収入にはなりませんが、その管理薬剤師は2校を掛け持ちしていました。単純に年収24万円プラスですね。

つまり、彼の場合は年収170万円程度を副業で稼いでいたということになります。

ただし、管理薬剤師が応募できる病院当直や学校薬剤師の募集は公にされるわけではなく、まずは薬剤師会に依頼が舞い込みます。つまり、忠司さんが同じように管理薬剤師として副業できる仕事を探す場合は、薬剤師会の会員になる必要があるのです。

今までと同条件あるいはそれ以上の好待遇を求めるよりも、副業という方法で年収アップを考えてみてはいかがでしょうか。転職先が副業を認めている会社かどうかということが重要ですし、できればその薬局が薬剤師会に所属していることが理想ですよね。

最終更新日:2019年5月31日
カテゴリー:転職ご相談事例

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