転職ご相談事例

交通費が手当じゃ足りない。新卒1年目だけど病院から薬局に転職できる?

榮さん
25歳、男性

はじめまして。

新卒で病院薬剤師として働き始めたんですが、通勤に新幹線を使っています。仕事先に住みたい気持ちがあったのですが、母親が体調を崩してしまったので、実家から通うことにしました。父は仕事が忙しく、終電で帰宅することも珍しくありません。そのため、家事の手伝いや買い物などを私がしており、職場の近くに引越しをするのが難しいのが現状です。

1ヶ月の定期代は約7万円で、通勤手当の25,000円ではまかなうことができません。まだ収入も少ない中で、この持ち出しは非常に痛いです。また、通勤に時間が掛かってしまい、仕事がある日はプライベートの時間をゆっくり確保することができません。

その上、職場の上司はフランクですが口が悪く、嫌な思いをすることがあります。このまま現職で働き続けるのではなく、地元の薬局などで働いた方が、金銭的にも通勤時間的にも、精神的にも良さそうだと思います。

けれども、入社1年目で経験が浅いのに、今転職をしてしまって良いのか悩んでします。ドラおじさんはどう思いますか?入社1年目で離職するのはやっぱり印象が悪いですよね…。

アドバイスをいただけるとうれしいです。どうぞよろしくお願いいたします。

ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになるおじさん。(実在の人物です。ドラおじさんの詳細はこちら

ご相談ありがとうございます。ドラおじさんです。

月7万円の交通費の出費は痛いですね。家庭の事情なども考慮すると、私は今すぐ転職することをおすすめします。納得できる給料をもらうことに加え、プライベートな時間が充実してこそ良い仕事ができるものだと考えているので。

転職のタイミングとしては、基本的にはいつでも良いのですが、4月だけは時期として向かないので避けるようにしましょう。4月は新卒採用の時期と被るため、採用担当者が中途採用に時間を費やせません。4月の転職は時期的に「損」ともいえます。

また、榮さんは入社1年目での転職を心配されているようですが、病院から薬局への転職の場合、病院での経験は大きく評価されません。薬局ではスピードや臨機応変な対応、患者さんとのコミュニケーション能力が重要であり、病院薬剤師に求められるスキルと異なるからです。ですので、病院で1年働いてからの転職であろうが、2年目や3年目であろうが、そこまで評価が変わらないのが実情なんです。

就職先としては、こだわりがないのであれば大企業をおすすめします。榮さんはまだ若くていらっしゃるので、キャリアアップが明確で、安定した収入を得られる大企業が向いています。まだ早いかもしれませんが、いずれ結婚して一家の大黒柱になることも考えると、大企業は安心です。

大企業を目指すのであれば、紹介会社は「リクナビ」がおすすめです。リクナビには大手企業専門チームがあり、薬剤師のキャリアパスやキャリアアップの実績、キャリアごとの年収や生涯年収に至るまで、細かいデータを把握しています。榮さんが希望すれば提示してくれるので、将来設計が立てやすいです。

もちろん、いくつか登録して気になった求人を受けてみるのもいいです。すでに登録している場合でも、再登録した方がきちんとした連絡が来るのでやってみてください。登録して時間が経っていると、榮さんの優先順位が自然に下がってしまうんですよね。再登録すれば新規扱いになるので、頻繁に紹介会社から電話がかかってくるかと。

私に気になっている求人を共有してもらえれば「明らかにここは希望が叶わない」「ここは未経験の受け入れに不慣れ」「ここは年収が安い」といった情報を提供させていただけます。

また今の職場で上司との人間関係に悩まれているようなので、入社を決める前に必ず職場見学をしてください。榮さんの上司となる人と話して相性を確かめることをおすすめします。

その他、ご不明点などありましたらいつでもご連絡ください。

ひとみ
薬剤師、ライター。オランダ在住。(詳細はこちらのページで)

とても親孝行なお子さんをお持ちで、ご両親はとても助かっていることと思います。私は海外で暮らしているため、両親が体調を崩しても駆けつけることができません。病気のお母様のために実家で暮らし、家事のサポートをしているなんて本当に素晴らしいと思います。

榮さんの場合は、すぐに転職活動を開始すればいいと思います。正直に家庭の事情や定期代のことを話せば、採用担当者に悪い印象を与えることはないでしょう。

特に地方の薬局であれば、若い薬剤師を採用したいと考えている店舗はたくさんあります。また体力がある若い男性は産休・育休などで長期間現場を離れることも少なく、雇用者にとってもメリットがあります。

病院にはドクターや他の医療従事者など男性も多く働いていたと思います。しかし、薬局で働くスタッフは圧倒的に女性が多いため、男性薬剤師は貴重な存在です。地方薬局の場合、年配の女性薬剤師さんも多いと思います。

例えば、栄養補助ドリンク剤を大量に処方された場合、女性薬剤師が一人で運ぶのは大変ですが、男性が一人でもいれば助けられますよね。薬は基本的に軽いですが、シップやドリンク剤などは箱で動かすと結構な力仕事です。

女性ばかりの職場に慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、力仕事を進んで引き受けたり、女性を気遣える男性薬剤師になれば、重宝される存在になれると思います。

ぜひ新しい職場で頑張ってくださいね。

最終更新日:2019年8月5日
カテゴリー:転職ご相談事例

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