転職ご相談事例

病院に就職したけど、やりがいを感じないし環境もツラいから転職したい。

ヒノトさん
24歳、女性

はじめましてヒノトです。入社1年目の24歳で、病院で薬剤師として働いています。

「チーム医療に携わりたい」と考えて病院勤務を選んだのですが、医師と看護師の権力が強いです。大学の友人で病院勤務をしている子は、ここまでひどくないようなので、職場の特性かもしれません。

業務内容は持参薬の鑑別が中心で、処方せんの監査も形式的なことばかりで、医師の主導の下で調剤をしています。正直、仕事にやりがいを感じることができません。

職場は同じ薬剤師として働いている人が約20人ほどおり、同期は3人います。仲が悪いわけではないんですが、仲良くするために我慢していることも多くあり、ストレスを感じています。また、比較的小人数だからか古株の方の意見が強く、複数人から怒られることもあるのが嫌です。

仕事にやりがいがなく、職場の人間関係にも嫌気がさしている上に、収入も高くありません。どうせならやりがいのある仕事か収入が高い仕事に就きたいです。人間関係がまた悪いと嫌なので、複数店舗があって異動できるとより良いと考えていますが、収入が高いのであれば多少は我慢できると思います…。

ドラおじさんはどう思いますか?ご意見を聞かせてください。

ドラおじさん
薬剤師専門の大手人材紹介会社に勤務していたアドバイザーで、薬剤師転職のプロ。見た目はメタボだけど仕事はめちゃくちゃ頼りになるおじさん。(実在の人物です。ドラおじさんの詳細はこちら

はじめまして、ドラおじさんです。

結論からお伝えすると、転職活動をしてみたほうが良いと思います。その際には、「きちんとチーム医療を行っており、職種による差別がない病院」「在宅医療において他職種連携ができているドラッグストアや調剤薬局」に注目してみてください。

確かに「協業・協働推進」という言葉が成り立っていない病院は見られますね。ですが、トップダウンで推進していないと、チーム医療は成り立たないと、私なんかは思っちゃってます。ぶっちゃけると、病院で売上を持ってこられる資格は、医師と看護師なんですよ。病床にいる期間で売上が変わるので、医師や看護師は売上が作れますよね。それに医師は手術もしますからね。

人間関係にも嫌気が差しているということですが、それを乗り切るために必要なのは「気合いと根性」ですね。人間関係が良い職場って多くないんですよ。学校とは違うので、仕事への取り組み方と割り切り方が大切です。ここは自分で頑張らないといけない所なんですよね。「これ自分の仕事なのかな」ってことでもやらないと、自分が大事にしてるものを守れないこともありますし。

ヒノトさんは入社1年目ということですが、僕の場合は、職種を問わず1年目で辞めてしまう子には、「次の所で続かなかったらキャリアが難しくなる」と正直に言います。短期退職を繰り返しちゃうと、どうしても転職活動が厳しくなっちゃうんですよ。最初の就職先を失敗しちゃうことはあると思うけど、2回繰り返すのはその人の素養の問題が出てしまうし、どんな事情があっても、履歴書上では根性なしに見えちゃうんで、雇ってもらいづらくなっちゃうんです。だから、「次の所では3年続けて、その会社では1人前になってから辞めよう」と。1人前っていうのは、通常業務ができて、後輩に仕事を教えられるようになるのが目安ですね。

人間関係はこの先も同じように悩むかもしれませんが、それってしょうがないことなので、転職先が決まる前に、「その時にどうしたら良いか一緒に考えよう」って話をしています。
やりがいがないっていうのは視座が低いだけなので。環境依存なんですよねそれって。仕事に対して「やりがい」を感じられないのであれば、考え方を変えるか転職をするかの2択だと思います。ヒノトさんはまだまだお若いので、「お金」と引き換えに「やりがい」を失ってしまうのはもったいないです。エリアにもよりますが、良い環境がきっと見つかりますので、転職活動をしてみてください。

ご紹介した条件の求人は、東京・埼玉・千葉・神奈川の方が数が多く、地方だとなかなかないのが現状です。他職種連携が進んでいるのは関東が多いんです。病院の数が多いので、見つかりやすいです。ご希望のエリアを教えていただければ、私でもある程度具体的な病院名・会社名をお伝えできます。

ご不明点があれば、お気軽にご連絡くださいね。

M先生
精神科医。地方都市の病院勤務。(詳細はこちらのページで)

はじめまして。病院薬剤師として勤務する中で、他職種との連携の難しさ、同僚との人間関係の難しさから、やりがいを見いだせないということのようですね。総合病院に勤務している医師という立場から回答させていただきます。

ヒノトさんの病院の実情は、残念ながらわかりませんが、病院薬剤師のやりがいのひとつに、「実際に入院している患者さんと接することができる」という点があげられると思います。医師や看護師ほど接する機会がないでしょうが、入院してきた患者さんの処方薬を調べる過程で、さまざまなことがわかってくると思います。アドヒアランスはどうか、認知機能は保たれているのか、薬効をきちんと理解しているかetc.…。そのような見たてを医師・看護師に伝えていくことで、頼りがいのある存在になっていくと思います。

また私は精神科医師として勤務していますが、恥ずかしながら点眼薬や軟こうなどの知識はあまりありません。そのため、同成分の薬が院内採用薬になかった場合には、薬剤師さんに相談することも多くあります。腎機能が悪い患者さんの抗菌薬の用量調整、ワーファリンの調整など、他科の医師に聞くのはややためらわれるという場面で、薬剤師さんは医師にとって非常に頼りになってくれる存在です。

病院の環境はそれぞれ異なりますが、すべてのスタッフが高圧的だったり、薬剤師を見下しているということはないように思います。まずは今の職場でもう少しアクティブに動いてみて、はたらきかけをしてみませんか。それでもどうしようもなければ転職もご検討ください。

最終更新日:2019年8月5日
カテゴリー:転職ご相談事例

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