ドラおじコラム

薬剤師のスカウトサービスって何なの? 転職サイトの運営者に話を聞いてきた_[PR]

薬剤師のスカウトサービスって何なの?

こんにちは! 薬剤師のみどりです。

さてあなたは、薬剤師の「スカウト」って聞いたことありますか?

スカウトって聞くと、芸能事務所とかモデルのスカウトのことをすぐに思い浮かべますよね。でも、薬剤師のスカウトって何でしょうか?? たぶん採用に関わるものだということはなんとなく分かりますけど、どういうサービスなのか、というかそもそも自分に関係あるモノなのかどうかすらよくわからないですよね。

今回、いま日本で唯一、本格的な薬剤師スカウトサービスを提供している「日経DI(ドラッグインフォメーション)キャリアの運営者の方にお話を伺うことができたので、その辺をこってり聞いてみようと思います!

もくじ

今回の取材風景

日経HR様・取材風景

こちらが今回の取材風景です。メインでお話しいただくのは、中央にいらっしゃる日経HRの山田理人さん。現在、日経DIキャリアの責任者をされていらっしゃる方です。そしてお隣にいらっしゃるのが、同僚の松崎さん(右)と、後藤さん(左)です。

ちなみに、日経DIキャリアを1コンテンツとして展開している「日経メディカル Online」というサイトは、医療関係者が使う Yahoo! みたいなサイトで、現在、薬剤師さんの会員を9万人抱えているそうです。

薬剤師さんって日本に30万人居ると言われているので、薬剤師さんの3人に1人が日経メディカル Online の会員 だってことですね……す、すごい……。

1.薬剤師のスカウトって、何がいいんですか?

はじめに、恐縮なんですが「スカウトサービス」って何なんですか? 人材紹介とはちがうんでしょうか?

日経HR山田さん違います。まず前提として、日経DIキャリアでは、弊社自身が紹介をやっているわけじゃないんですよ。

日経HR山田さんたとえばリクナビ薬剤師とか、マイナビ薬剤師とかってありますよね。そういう主要な紹介会社で扱っている求人情報を1つに束ねて、一括で検索できるようにしたのが「日経DIキャリアなんです。

「まとめサイト」みたいなものですかね。

日経HR山田さんそうです。現在、全部で31社の紹介会社にご利用いただいています。大手サイトだけではなく、地場に密着した求人サイトとも提携しているので、日本の薬剤師求人に関してはほぼ全て網羅できているはずです。

日経DIキャリアと提携中の転職支援会社(一部)
日経DIキャリアと提携中の転職支援会社(一部)

日経HR山田さんで、スカウトというのは何かというと、簡単にいうと「プロフィールと希望条件を登録すると、それを見た紹介会社のコンサルタントからオススメの求人を紹介してもらえる」というサービスです。

ん? それって、普通に紹介会社に登録するのと何か違うんですか?

日経HR山田さん違います。特に違うのは「手軽さ」です。

日経HR山田さん紹介会社に登録するのって、ほとんどが、もう転職する気マンマンのときですよね。しかしスカウトサービスというのは、すぐに転職したいという方でなくても、登録していただいて大丈夫なんです。

どういうことですか?

日経HR山田さんたとえば、紹介会社に登録した場合、そこからいきなり転職活動が始まってしまいますよね。キャリアコンサルタントからは電話が掛かってきますし、対応ももちろん「この人はすぐに転職したいのだろう」という感じで行われますから。

日経HR山田さん「すぐにってわけじゃないんですけど、何かいい話があれば……」みたいな悠長なことは、ちょっと言いづらい空気があります。

日経HR山田さんしかし弊社のスカウトサービスの場合、「スカウトオファー」というお誘いのご連絡はメールでしか来ませんし、内容が気に入らなければもちろん、スルーしていただいて全く問題ないんです。

確かに、いますぐの転職は特に考えていないけれど、良い求人が見つかれば考えてみてもいいかな、というような人は、けっこう居そうな気がしますね。

日経HR山田さんあとは単純に、自分の市場価値に気づいていなくて、今いる環境に慣れてしまっている薬剤師さんというのもいらっしゃいます。相場より安い給料で働いているんだけど、外の世界を知らないからそれが当たり前だと思っているような方です。

日経HR山田さんスカウトサービスは、そういう方の助けになれるのではないかと私たちは考えています。

スカウトは、自分の市場価値を客観的に測れる!

なるほど。でもちょっと心配なのは、スカウトメールと称して、スパムみたいにめちゃくちゃたくさんメールが届いたりするんじゃないんですか?

日経HR山田さんそれはありません。オファーメールを受け取る数は、1登録者あたり平均4通くらいです。それにメールは毎回、キャリアコンサルタントが登録者に合わせて考えて書いていますし、闇雲にメールを送っていられるほど、コンサルタントも暇ではありませんから。

2.良い条件のスカウトオファーを、たくさんもらうコツ

日経HR山田さんいま、スカウトメールが1人あたり平均4通届くというお話をしましたが、実はこれは人によって本当にマチマチで、良い書き方をすると10通くらい届いたりもするんですが、書き方が悪いと、1通も届かなかったりもするんですよ。

それって、どうしてそうなってしまうんですか?

日経HR山田さんスカウトメールをもらえない人というのは、ほとんどの人が、プロフィールや希望条件をきちんと入力していないんです。たとえば、自宅最寄り駅が書いていないとか、希望の勤務地が「東京」しか書いていない、とか。あと、年収700万円欲しいと書いてあるのに、過去の経歴に関する情報を何も書いていない、とか。

えっ、それじゃ何も提案できないですよね(笑)

日経HR山田さんはい、そうなんです……。たまに、そういう薬剤師さんにも頑張ってオファーを送っているコンサルタントさんもいらっしゃいますが、普通はそのような人には、オファーを送らないものです。どんな人なのか、分かりませんからね。

登録情報はとにかく詳しく!でないとスカウト来ないよ!

日経HR山田さんまあ、今のは極端な例ですが、オファーメールが1通しか届かなかったり、良いと思えるオファーが全然来ないというケースは結構あります。その場合は、自分の書き方が悪いのではと疑っていただくことも必要です。

1つ気になるのが、とはいえ、どうせスカウト登録をするならできるだけ沢山、いい感じのオファーを貰いたいじゃないですか。それって、どうすれば貰えるんですか?

日経HR山田さん前提として、オファーの数というのは、その薬剤師さんが持っている市場価値と、希望している条件とのバランスで増えたり減ったりします。

それって、たとえば極端な話、めちゃめちゃ高いスキルを持ってるのに年収200万円でいいです、みたいな薬剤師さんが登録してきたら、ものすごい数のオファーが来るよって話ですか?

日経HR山田さんそうですね。ただ、オファーをたくさんもらうために自分を安売りするというのは、本末転倒ですから、おすすめしません。

日経HR山田さんまずは、しっかりとご希望を書いてください。年収はいくら欲しいのか、どんな仕事をしたいのか?など具体的に。あとは、「子供が小さいので、残業なしが良いです」なんていうのも良いですね。ちょっと無理かなあ……くらいのことを、はじめは書いていただいたほうが良いです。

日経HR山田さんそしてその上で、なぜその条件で仕事がしたいのか?なぜその年収を貰うのが妥当だと思うか?まできちんと書いていただければ、それで完璧です。

なるほど。んー……でも今のって、一般企業だったら書いて当たり前の話じゃないですか?

日経HR山田さんそうですね……。薬剤師さんではなく、一般企業の職務経歴書であれば当たり前です……。

ですよね。でも、そこまで書いてもオファーが全然来なかったとしたら、「ああ、私は高飛車だったんだなあ」というのが分かるっていう、そういう意味ですよね。

日経HR山田さんえっと、まあ今は、そう言うケースはほぼ無いと思いますが。言葉を選ばずに言うと、そういうことになりますね……。

3.なぜ、スカウトサービスを始めたのか?

御社のスカウトサービスって、薬剤師の求人業界では「日本初」なんですよね。どうして、このようなサービスを始められたんですか?

日経HR山田さん私は、この会社に来る前、薬剤師求人ではなくて一般転職のほうで長らくキャリアコンサルタントをやっていたんです。

日経HR山田さん実は一般転職の市場だと、スカウトというのはもう当たり前みたいに使われていて、弊社と同じようなサービスを展開している企業が10〜20社くらいもあるんですよ。

日経HR山田さんしかし、薬剤師求人に関しては転職マーケットがまだまだ未成熟で、誰もスカウトサービスをやっていなかった。だから、他社に先駆けて私たちが始めた。それだけです。

そうだったんですね。それにしても、どうして薬剤師業界では、スカウトサービスをどこもやっていなかったんでしょうか?

日経HR山田さんそれは、薬剤師さんの転職市場がずっと「売り手市場」だったから、というのが一因だと思っています。

日経HR山田様ちょっと耳が痛いお話を伺います

日経HR山田さん今までは、「薬局だったらどこもだいたい人手不足だし、薬局の仕事ってどこもそんなに変わらないでしょ?」というのが、薬剤師さんたちの認識としてあったんだと思うんです。だから、職務経歴書なんて書く必要がないし、自己PRなんて大してする必要がなかったんですよ。

日経HR山田さんしかし今後は確実に、そんな甘い時代ではなくなりますからね。

なぜですか?

日経HR山田さん調剤報酬の引き下げで、薬剤師さんの働き口の大部分を占める、調剤薬局の経営環境が厳しさを増しているからです。それに加えて、新卒の薬剤師さんもどんどん世に出てきますから。

日経HR山田さん今後は、今までのような好条件で薬剤師さんを採用できなくなっていきますし、募集する薬局によっては、採用する方を「選別」する状況が生まれるはずです。これは、薬剤師さんの数が多い都市部の薬局ではすでに顕在化してきています。

日経HR山田さんそして一般のサラリーマンと同じように、薬剤師さんも、自分のウリは何なのか?なぜ自分はこれだけの給料を貰えているのか?というのをしっかり把握して、説明できるようにならないといけなくなると思います。

なるほど……そうすると今後、薬剤師さんが「売り手市場」という状況が無くなっていくにつれて、薬剤師求人の市場も、一般転職市場と似たような状況に近づいていくのかもしれないですね。

日経HR山田さんそうですね。その頃には薬剤師さんといえど、転職するときには職務経歴書をしっかり作りこむことが「転職のたしなみ」として当たり前のように行われているはずです。

あるいは、ちょっと怖い話ですけど……自己PRがうまくできない人は、薬剤師さんといえど職に就けない、なんてことも有り得そうですよね。

書類や自己PRの作りこみは薬剤師でも当たり前になるかも

日経HR山田さんそうですね、あり得ると思います。

そうすると、うまいことまとめた感がありますが、まずは御社のスカウトサービスを利用して、職務経歴書の書き方などを練習してみる、というのが良いかもしれないですね(笑)

日経HR山田さんそうですね(笑)思うに、責任のある仕事を意欲的に取り組む気概がある薬剤師さんであれば、どのような時代であっても生きていけるはずです。ですが、そのときには一般転職市場と同じように、「自分を売り込むスキル」も必要になっていると思います。

日経HR山田さんその際に、私どものほうで何かしらお手伝いをさせていただければ幸いです。

分かりました。ありがとうございました!

4.スカウト登録で「日経DIクイズBEST100」をもらおう!

というわけで、以上が日本初の薬剤師スカウトサービスのご紹介インタビューになりますが、いかがでしたでしょうか?

最後になりますが、日経DIキャリアでは現在、スカウト登録を行うと抽選で「日経DIクイズBEST100」がもらえるキャンペーンを行っているそうです。本記事をお読みいただいて「スカウトって良いかも……」と思った方は、ぜひこの機会に登録してみましょう!

日経DIスカウト登録キャンペーン実施中
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※ 本記事は、株式会社日経HR様の提供による記事広告です。掲載内容については弊社のコンテンツポリシーに基づき、弊社の監修アドバイザーの助言を受けて制作しています。

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